もやしのひげ根を取りながら…
きょうの夕飯は、、、
じゃなくて!
献立の話をしようと思ったのではないのだよ。
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他の人がやってることって
いとも簡単そうに見えることがある。
でも、
「見る」と「やる」とでは大違いだ。
お教室などに通うと
「慣れれば簡単」とか言われることがある。
言った本人である先生は、さも簡単そうに作業されている。
わたしも、先日のお教室で、つい
「慣れれば簡単よ」と言ってしまった。
練習する時間を惜しんで自己流のやり方で作業をすすめ、
結果、作品は完成するも、なにか残念な…。
そんな経験が私にもある。
「慣れればね…」と溜め息をつきたくなる気持ちも解らないでもない。
早く作品を完成させたいという方向に気持ちが行ってしまう。
やる気満々な姿勢は褒めてあげたいですけど。
「慣れる」とは、練習を「重ねる」ということ。
自力で作れるようになるには、数をこなすしかない。
仮に、情報量の少ないままでも、作り続けていれば、
いつの日にか手も慣れて、自らコツを発見することもあるだろうが、
そういうのをタイミング良く教えてくれるのが
お教室なんだろうなと思っている。
しかし、だ。
コツを教わっただけで即座に身に着くわけではない。
幸いにも、受講者の皆さまは、そのあたりを理解してくださって。
そして、黙々と練習に励んでます♪
日本人形の職人が作業をしている様子を映した動画を見たことがある。
無駄な動きが無い。
手さばきが格好いい。
高効率とストレスフリーを感じる。
単純で簡単なことのように見える一連の動作は、
長年携わっている職人が編み出した技だ。
慣れれば「簡単」というコトバには
「身体が楽(らく)、気持ちが楽(らく)」という意味も含まれている。
同じ作業を長時間、何回も繰り返し、と続けていると、
「こうやったら楽、しかも時間短縮かも」というものが見えてくる。
こうした方法を考え付くまでの時間と労力をかけずとも、
この「コツ」を教わることができるのがお教室でありたい。
楽な方法を知れば練習もまた楽し。
そう、「楽」は「楽しい」!
きょうの夕飯は、、、何にしよう。
お料理なんて、何年もやってればフライパンの返しくらいは、
そこそこ上手くなるもんだよなと思ったりもしながら、
いやまてよ、
お料理教室に通っていたならば、
もっとレパートリー豊かな食卓になったかも知れない、
などと、
もやしのひげ根を取りながら献立に苦悩するのだった。うーん。
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2015.10.25 | コメント(0) | 人形教室