4枚を一度に「袖の仕立て・その2 袖口下の縫いから袖の丸み」
前回より人形の着物仕立ての様子をお届けしています。
※玉留めや返し針、アイロンがけの説明を省略している箇所もあります。ご了承ください。
前回の記事は、こちら↓
人形の着物を縫っています「袖の仕立て・その1」
今日は、
「袖の仕立て・その2」としまして、「袖口下の縫いから袖の丸み」の様子です。
前回は袖口の四つ留めをしたところで終わりましたが、
四つ留めをした糸は切らずに
その糸で袖口下を縫っていきます。
四つ留めより下は
表袖・裏袖の4枚を重ねて縫います。
4枚を一度に!?
はい、それで驚かないでね
正確には、袖口布があるところは6枚!
ずれないように小さい針目で縫い始めます。
袖口下から
袖の丸み
袖下へと縫い進みます
袖下の最後は「振り縫い」に必要な寸法を残して
表袖と裏袖に分けて縫います(画像↑)
次に
丸み縫いの始末をします
丸みの外側を丸みの始まりから終わりまで縫ったら
糸を引き絞り、丸みを作り
ひだが開かないように返し針で押さえます
振り縫いは
表袖と裏袖を引き出して中表に合わせ
袖つけどまりから袖下へ縫い
終わりましたら
反対側の表袖と裏袖を引き出して
袖下から袖つけどまりまで縫います
表に返して形を整えたら
袖の完成です
次回は、
「表身頃と裏身頃」の予定です。
どうぞお楽しみに♪
*ブログ内のすべての画像および文章は無許可で使用しないでください。
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2020.03.20 | コメント(0) | そのた
